天気の見方

空を見るといろんな雲の模様をしている。
昔の人はそんな空を見たり遠くの山を見たり、霧や霜などを見て天気を予想していた。
おばあちゃんもそんな知恵を教えてくれたことがあった。
覚えているのは「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」、「お日様やお月様に傘がかかると雨が降る」、「カエルが鳴くと雨が降る」・・・。
テレビを見るのではなく自分で判断していたようだ。
きっとそれほど、天気が大事だったのだろう。
今に比べ農業を食にしていた人が多かったから、天候によって左右される農業はなおさら天気が大事だったのだろうと思う。考えてみれば農業だけではない。狩りや漁に行くのだって命がけだから天気はとても大事だ。
今でもそうやって天気を読んでいる人達もいるのだろう。昔から言われてきたやり方や、独自の読み方もあるのだろう。
しかし私たち世代はそう言った知識がない。
無関心と言うか何と言うか、いつもテレビで天気予報を見るだけで、自分で判断しない。
しないと言うかできない。そんなことをしたことがなかった。
そしてテレビを見て予報が外れるとブーブー文句を言う。
現代人が悪いと言うわけではない。その必要がなかったのだ。
産まれた時にはすでに当たり前のようにテレビがあり、もちろん天気予報もしていた。
雨はあまり好きではなかったけれど、その雨が生活や人生に係わるほどの大事なことでもなかった。
雨が降るとただ遠足が中止になったり運動会が延期になったり。それほどのことでしかなかった。
それほどと言っても、その時代はそれがとても大事なことだった。
晴れてくれるようにテルテル坊主を作ってお祈りするくらい大事なことだった。
私も少しは人に頼らずに自分で天気を読めるようになりたいと思った。
それを職業にするのが気象予報士かぁ。
空を見るといつも雲の形が違っていて、時間が経つとすぐに形が変わっていく。それを見て天気がわかるだなんてすごいことだ。そしてほぼ完璧に当てる。
しかし今はコンピューターがあるのに、昔の人そんな物がなくても天気を読めていた。
先人の知恵は本当に素晴らしい。